インターン益川くんのイベントレポート「10人の私の大切なもの展」
8/29から1週間、ミナガルテンでインターンとして活動してくれた益川雄貴さんがミナガルテンで開催されたイベント「10人の私の大切なもの展」を取材・作成してくれたレポートをご紹介します。
「10人の私の大切なもの展」レポート
こんにちは、はじめまして。
大阪からミナガルテンにインターンに来ました、益川雄貴(19)です。
8/29より、1週間ミナレジデンスに宿泊しながら、お仕事の体験をしています。
今日は、インタビュアーとしてミナガルテンで開催されたイベント「10人の私の大切なもの展」を取材しました。
安田女子高校 3年 STEAMコースの3人が、谷口さん(ミナガルテン代表)はじめ、ミナガルテンの大人7人たちと共につくりあげた企画展です。
3人と谷口さんの出会いのきっかけは、 MOTHER HOUSE* さんが広島に初出店するためのプロジェクトでのことでした。一緒にすすめていくなかで、谷口さんとミナガルテンのことが大好きになり、ミナガルテンでの開催に至ったそうです。
「普段あたり前すぎて気付けない、何気ない日常にある人とのつながりを感じて欲しい」
そんな想いがこの企画にはこめられています。
ひとり1枚、10枚のパネルがミナガルテンの施設内に散りばめられ、そこには、自分が大切にしている3つの価値観と、自分と家族の”つながり”を「モノ」を中心としたストーリーで描かれています。
3人は、これを機に「幼少期に大切にしていたモノから、ずっと変わらない大切な想いをみんなに思い出してもらえたら」と話してくれました。
ちなみに、3人の大切なモノは、
母に買ってもらった姉とお揃いのニット帽(池上桃愛さん)
祖母が2年間かけてつくってくれたはらぺこあおむしのカバン(小笠原綾香さん)
両親が買ってくれたピンクのブランケット(城山藍子さん)
それぞれのモノに、つながりがあると教えてくれました。
ポスターデザインを手がけたのは、デザイナーで2児の母でもある太田英華(おおたはなか)さん。
英華さんはミナガルテン3階のクリエイターズコミュニティ”屋根裏の猫”のメンバーとして活動しています。
英華さん自身も幼少期、母からもらったテディベアにイエローベアーちゃんと名付け、ずっと大切にしてきました。そんな思い出たっぷりのイエローベアーちゃんは、5年前に子供が生まれてからは子供たちの遊び相手として過ごしているそう。「ママの大切なくまちゃん、ボク・ワタシも大切にする!」と子供たちが言ってくれるそうです。
3世代の想いをつなげたイエローベアーちゃん、素敵ですね。
ミナガルテンでは、世代を超えた、”つながり” が生まれています。
* MOTHER HOUSE
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」。「途上国」の可能性を「モノづくり」を通じて世界中のお客様にお届けする、それがマザーハウスが行いたいことです。2006年の設立以来、バングラデシュをはじめ、ネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマーの計6か国で、それぞれの素材や文化を活かしたものづくりを続けています。2019年10月現在、国内30店舗、台湾5店舗、シンガポール2店舗を展開しています。(Wikipediaより)
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益川雄貴
大阪の高専生。2022年にQUINTBRIDGE(NTT西日本のオープンイノベーション施設)で谷口さんのゼミを受講したことがきっかけで、地域共創やコミュニティデザインに触れたいと思い、今回ミナガルテンのインターンへ。将来は土木・建築分野、そしてコミュニティデザインからのアプローチで、まちづくりに携わりたいと思っています!